育児と冒険の履歴

子育てをしながら冒険し続ける記録

何かの道

一人になって、何もかも考えられなくなって、頭の中が空っぽになる頃、

遠くの霞む山々を見ながら入山ピークを過ぎた人の居ない登山道や

遠くの尾根と秋の高く抜けた雲を称える空の境界線をなぞりながら、

逆光に透ける赤黄に色付いた木々や

苔がむしった岩の間から流れる水のせせらぎと

山肌に垂らした印象派の不鮮明な絵の具の様な紅葉を眺めながら、

そして、真っ暗なテントの中で世界を薄いグレーに染める

霧の様な静かな雨音を聞きながら

家族の事、最近の事、自分の事、これからの事。

頭の中は永遠と回廊のように廻り続けていた。

この数年間の自分の行い、出来た事や出来なかった事、そして反省点。

行き先を決めずに出発できるのは一握りの人たちだけ。

いったい自分はどうしたいのか。何がしたいのか。

行き先が定まらなければ、その最初の一歩が定まらない。

自信を持った足取りで歩き続ける事が出来ない。

迷った行動は自分の考えや家族の気持ちを不安にさせる。

人生はゲームではないのだ

もし毎日の生活にゲームの様な駆け引きや一か八かの様な行動を取っていたらどうだろう。

ゲームで言ったら主人公はあと一回でも負けたらおしまい。マッチポイントだ。

だから行動する前に念入りにチェックを重ね、

出来る限り最善のルートを選ばなければならないのだ。

道は一つだけじゃない。同じ行き先でも数えきれない程の道筋がのびている。

ある道は誰でも通れるわけでは無い選ばれし道でも、選ばれた者なら誰が通ってもおかしくない。

道によって優劣はないのだ。

だから落ち着いて後悔の無い道を選び、自信を持った足取りで歩く。

寄り道したって良いじゃないか。その道は自分の為に開かれ歩く事が出来ている。

一歩一歩の足の裏に神経を集中させ少しずつでも、その道先へ歩き出せば、

自分にとって、家族にとって、最高の道に変化するのだ。

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