九州縦断自転車の旅〜1/7〜
過去に行った冒険の数々の記録を再編集してアップしました。
最初の記事は〜九州縦断自転車の旅〜です。
九州へ旅するにあたり、一番大事にしたい事。忘れてはいけない事。
それは、出逢いです。
一度きりの出逢いを軽々しく扱う事なんて出来ない。
一期一会の出逢いだからこそ、大切に丁寧に接したいと心に刻む。
自分自身の中にある迷い、ごまかし、中途半端な行動。
そろそろリセットする時期が来た。
一人になって、自分自身と向き合う時間が必要になった・・・
そう理由をつけ今回の旅の計画が始まったのだ
行き方は・・・関東からなら飛行機で行くのが一般的。
僕は車で大阪へ行きフェリーに乗ってのんびり九州入りするルートを選んだ。
時間はある訳だし、家を出た瞬間から旅気分に浸りたかった。
大阪までは600kmを超す長距離運転、6時間はかかる。
静岡県浜松市辺りから西へは、全く行った事が無い未開拓地、いや修学旅行で行ったかな?
東名高速一本で大阪まで行けるのかと思ってたけど、どうやら違うようだ。
無事に着いた大阪港。事前に調べておいた駐車場に車を止めフェリー乗り場に急ぐ。
フェリーは自転車も乗船料金が掛かる。ならば輪行バックに自転車を入れ機内持ち込みだ。
そうすれば自転車に料金は掛からない。しかし・・・船長さん?に呼び止められ・・・
船が揺れたとき危険だからここの機械室に入れていいよ。とのお言葉。
念のため、機械室のパイプにロープで固定させていただきました。
フェリーは17:40に大阪港を発し、瀬戸内海を越え四国と本州の間を航海する。
新門司港着は次の日の朝05:40、12時間の船旅だ。。
船内を散策しているうちに床の遥か下のほうから聞こえる不等調なエンジン音が
大きな連続した振動へと変わる頃、大阪港をバックし瀬戸内海へ出た。
フェリーの中は、殆どトラックの運ちゃんばかり。
甲板で過ぎ行く瀬戸大橋なぞ眺めてたら、酔っぱらい親父3人衆と仲良くなった。
トラックの運転手で、荷物を運んでいるとかいないとか。何弁ですか?
何言ってるかさっぱりわからん・・・
リュック1つにウエストバック、
自転車はロードだから、そもそもバック類は自転車に付けられない。
せめてリアキャリアを装着し、リュックとテントをくくり付け、
ウエストバックのみを所持して走る。これならいつものチャリトレーニングとほぼ変わらない。
6泊7日の荷物なのに持ち物が少ないな・・・着替えをケチりすぎたかな?
でもスマートに走るんだから持ち物を厳選し、行動力重視させたんだと。
不安になる自分に言い聞かせる。
さて、明日の朝は早い。
初日が一番走る計画になっている。
4拍子のフェリーの揺れに任せて、20:00には既に記憶はなかった
5月17日 〜〜Kai〜〜