命を懸ける冒険

今更だけど植村直己の著書をいくつか読んだ。

単独行動を愛す冒険家だ。事の経緯は多くを語られていて

冒険に興味が無い人も名前くらいは知っている。

心の中にある乾きを満たす底なしの欲求。

常に目標を持ち続けるバイタリティ。

冒険は命を掛けるのではなく、命を懸ける。

大それた冒険ではなくても、

その計画する過程や行動、結果が心に深く残れば良いのだ。

アルプスを1週間かけてトレイルした記憶より

遥か昔の、里山を上った小学生の思い出の方が心に残っている。